「糖尿病」と言われて戸惑っていませんか?
「治療って何をするの?」「インスリン注射糖尿病は「早期発見・継続治療」が鍵は絶対必要?」「食事制限はつらい?」
こうした不安は、多くの方が感じるものです。
糖尿病は、早期に適切な対策を行えば、管理できる病気です。
この記事では、初めて糖尿病治療を受ける方へ向けて、診療の流れや心構え、当院の治療方針をご紹介します。
糖尿病とはどんな病気?
糖尿病とは、血糖が高くなる病気です。
放置していると、以下のような合併症を引き起こす可能性があります:
- 網膜症(失明の原因に)
- 腎症(人工透析が必要になることも)
- 神経障害(しびれや感覚異常)
- 動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞のリスク上昇)
しかし、早めに発見し、生活習慣と薬でコントロールすれば、合併症を防ぐことができます。
初診の流れ|どんな検査をするの?
当院の糖尿病初診は、以下の流れで進みます。
① 問診・生活の確認
日常生活や体調の変化、家族歴(遺伝的リスク)などを伺います。
② 検査(採血・尿)
- 75g OGTT:血糖の変化を調べます
- HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):過去1〜2か月の血糖状態を把握
- 空腹時血糖・尿糖・尿たんぱく など
- 当院では、その場でHbA1cを測定し、即日で結果をお伝えできます。
③ 医師による説明
検査結果をもとに、「今の状態」と「今後必要な対応」をわかりやすくお伝えします。
必要に応じて、精密検査(持続血糖測定・眼底検査・超音波など)をご案内します。
初期治療は何をするの?
糖尿病の治療は、以下の3つが柱です。
- 食事療法
- 運動療法
- 薬物療法(必要な場合)
当院では患者さんにあわせた継続性のある治療を第一に考えています。
当院の糖尿病専門医について
糖尿病専門医・内分泌専門医 金子千束(かねこ ちづか)医師
ご挨拶・診療方針
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「糖尿病の悩みから解放されて、安心で充実した生活を送れるようお手伝いしたい」という思いを持って診療を行っています。
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自覚症状が少なく進行しやすい病気だからこそ、早期発見と個別対応を重視しています。
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患者さん一人ひとりの生活スタイルに合わせ、「無理なく続けられる治療」を一緒に考えるます。
経歴と資格
年月 | 経歴 |
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2009年3月 | 千葉大学医学部卒業 |
2009–11年 | 関東中央病院 初期研修 |
2011–15年 | 昭和病院 代謝内分泌内科 後期研修 |
2016–19年 | 金沢赤十字病院 内科勤務 |
2019年5月〜 | 昭和病院 糖尿病・内分泌内科 勤務(2020年4月より医長) |
資格
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日本内科学会 総合内科専門医
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日本糖尿病学会 糖尿病専門医
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日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
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日本専門医機構 内分泌代謝・糖尿病内科 指導医
当院の特長|初めてでも安心できる理由
✅ 糖尿病専門医による診療(日本糖尿病学会専門医)
✅ フリースタイルリブレなど最新検査機器完備
✅ 即日検査・即日説明で待たせません
✅ 消化器・肝臓内科と連携し、合併症にも幅広く対応
✅ 和光市駅から徒歩1分、予約をお取りいただく事でスムーズな診察可能。予約外にも対応。
まとめ:一歩踏み出すことが、未来の健康を守ります
糖尿病の治療は「つらい」「我慢が必要」と思われがちですが、実際には「自分の体と上手に付き合う方法を学ぶ」ことです。 最初の一歩が不安でも、正しく理解し、継続すれば未来は大きく変わります。 当院では、初めての方にも安心してご来院いただけるよう、スタッフ一同丁寧な対応を心がけています。 どんな小さな不安でも、どうぞお気軽にご相談ください。よくある質問(Q&A)
- 生活は大きく変わりますか?
- 食事と運動の習慣を整えるだけでも十分改善が期待できます。 無理なく続けられる方法を一緒に考えていきます。
- インスリンはすぐ始める必要がありますか?
- 多くの場合、まずは生活習慣や飲み薬から始めます。 インスリンは必要な場合に提案をさせていただきます。
- 初診のときに準備するものは?
- 健康診断結果(あれば)、現在の服薬内容、マイナンバー(保険証)などをご持参ください。 事前にWEB問診で食生活などをお答えいただけますと当日の診察がスムーズに進みます。