「健康診断でHbA1cの値が高いと言われた」「最近喉が渇きやすく、夜中に何度もトイレに起きる」「食欲はあるのに体重が減ってきた」「足のしびれや疲れやすさが気になる」——こうした症状は、糖尿病の初期サインかもしれません。
糖尿病は放置するとさまざまな合併症を引き起こす慢性疾患であり、早期発見・継続的な治療が極めて重要です。朝霞市にお住まいで、生活習慣や体調に不安を感じている方は、血糖値やHbA1cのチェックをきっかけに、専門的な医療機関での診断を受けることが、健康を守る第一歩です。
糖尿病とは何か?|血糖コントロールの鍵を握るインスリン
糖尿病は、血液中の血糖(ブドウ糖)濃度が慢性的に高くなる状態です。これは、血糖値を下げる働きを持つインスリンが、十分に分泌されなかったり、効きづらくなることで起こります。
糖尿病には以下の種類があります:
- 1型糖尿病:インスリンがまったく分泌されなくなる自己免疫性疾患
- 2型糖尿病:生活習慣や加齢、遺伝などにより、インスリンの効きが悪くなるか分泌が不足するタイプ。日本人に最も多い
- 妊娠糖尿病:妊娠中に発症しやすい血糖異常で、母体と胎児の健康に影響を及ぼす可能性がある
糖尿病の初期症状に注意|こんな症状があれば受診を
糖尿病は初期には自覚症状がほとんどないことが多いですが、以下のような症状が現れることがあります:
- 頻尿・多尿
- 喉の渇きと多飲
- 異常な空腹感
- 体重減少(特に食欲があるのに痩せる場合)
- 疲れやすさ・倦怠感
- 足のしびれ・冷え
- 目のかすみ(糖尿病性網膜症の初期症状)
朝霞市内でも、特定健診や企業検診でHbA1cや血糖値の異常が指摘されるケースが増えています。
糖尿病の診断基準と検査内容
糖尿病の診断には、以下の検査項目が重要です:
- 空腹時血糖値:126mg/dL以上で糖尿病の可能性
- 随時血糖値:200mg/dL以上で診断確定
- HbA1c(ヘモグロビンA1c):6.5%以上で糖尿病域
特にHbA1cは、過去1〜2ヶ月の平均血糖を反映する数値で、日々の食生活や運動習慣の影響が明確に表れます。
糖尿病による合併症とリスク
糖尿病を放置してしまうと、以下のような慢性合併症を引き起こす可能性があります:
- 糖尿病性網膜症:進行すると失明のリスクがある
- 糖尿病性腎症:人工透析が必要になる可能性
- 糖尿病性神経障害:しびれ・痛み・感覚障害
- 動脈硬化の進行:脳卒中や心筋梗塞の原因に
これらを防ぐためには、早期の受診と継続的な血糖コントロールが不可欠です。
糖尿病の治療と管理方法
1. 食事療法
朝霞市近隣の医療機関では、管理栄養士による個別食事指導が受けられる施設も増えています。血糖スパイクを防ぐには、食物繊維の摂取・糖質のバランスが重要です。
2. 運動療法
ウォーキングやストレッチなど、日常的に続けられる有酸素運動が推奨されます。
3. 薬物療法
経口薬、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬、インスリン注射など、個々の病態に応じた適切な治療が必要です。
さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック和光市駅前院では、糖尿病専門医による外来を行っており、HbA1cの当日測定・最新薬剤の導入・内臓脂肪や肝機能のチェックも可能です。
和光市駅近で通いやすく、朝霞市からのアクセスも良好
朝霞駅から1駅、東武東上線で約3分の和光市駅に位置する「さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック和光市駅前院」は、糖尿病だけでなく、高血圧・脂質異常症などの生活習慣病をまとめて管理したい方に最適です。
また、糖尿病と肝臓疾患(脂肪肝やMASH※)の合併にも対応しており、肝機能異常のある糖尿病患者さんにも専門的な評価とフォローが行えます。
※MASH:旧称NASH(非アルコール性脂肪肝炎)に該当する病態。2023年より用語が改定されました。
まとめ|朝霞市で糖尿病が気になる方は早めの受診を
喉の渇き、頻尿、体重減少、倦怠感、足のしびれ、目のかすみ——見逃されがちなこれらの症状が、糖尿病のサインである可能性があります。
朝霞市周辺で糖尿病診療をご検討の方は、通いやすく専門性の高い医療機関を選ぶことが大切です。さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック和光市駅前院では、糖尿病専門医による診察・血糖管理・食事指導・内臓評価まで一貫したサポートが受けられます。
周辺地域からも多くご相談いただいています
当院には、和光市・朝霞市・新座市・志木市・板橋区を中心に、多くの方が糖尿病診療を目的にご来院されています。