甲状腺・内分泌Q&A:よくある質問(FAQ)
当クリニックに寄せられる内分泌疾患に関するよくある質問をまとめました。その他のご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。内分泌についての基本的な質問
- 内分泌ってどういうことですか?
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体内にはさまざまな分泌細胞があり、そのうち血液を介してホルモンを運ぶものを『内分泌』といいます。分泌されたホルモンは血液に乗って全身をめぐり、特定の細胞や器官に働きかけ、体の働きを調整します。例えば、甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、エストロゲン(女性ホルモン)、テストステロン(男性ホルモン)などがあります。
- 甲状腺とは何ですか?
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甲状腺はのどぼとけの下に位置する小さな臓器で、蝶が羽を広げたような形をしています。この臓器は甲状腺ホルモンを作り、蓄え、必要に応じて分泌する重要な役割を担っています。
- 甲状腺ホルモンとは何ですか?
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甲状腺ホルモンは、甲状腺から分泌されるホルモンです。細胞の代謝を促す働きや、交感神経を刺激して心臓の動きや発汗を調整する働きがあります。胎児や子どもでは脳の発達や成長に重要な役割を果たします。体のさまざまな働きを整える大切なホルモンなので、バランスが崩れた場合は治療が必要になります。
甲状腺の病気について
- 甲状腺の病気にはどのようなものがありますか?
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主な甲状腺の病気には以下があります。
- バセドウ病:甲状腺ホルモンが過剰になることで、暑がり、体重減少、動悸、手の震えなどの症状が現れます。
- 橋本病:甲状腺ホルモンが不足することで、寒がり、体重増加、むくみなどの症状が現れます。
- 腫瘍:良性腫瘍や甲状腺がんなど、甲状腺に腫瘍ができることがあります。
- バセドウ病はどんな病気ですか?
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バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰になることで代謝が亢進し、発汗や暑がり、体重減少、動悸、手の震えといった症状が現れる病気です。
- 橋本病はどんな病気ですか?
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橋本病は甲状腺ホルモンが低下することで代謝が低下し、寒がり、体重増加、むくみなどの症状が現れる病気です。
診断と検査に関する質問
- 甲状腺の病気を診断するための検査は何がありますか?
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甲状腺の病気を診断するためには、以下の検査を行います。
- 血液検査:甲状腺ホルモン(TSH、FT3、FT4)の値を測定します。
- 超音波検査:甲状腺の形状や内部構造を観察し、腫瘍や炎症の有無を確認します。
- 検査結果はどのくらいでわかりますか?
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血液検査は通常2〜3日、超音波検査はその場で結果を確認できます。一部の画像検査(CT、MRI)は1週間程度かかる場合があります。
初診に関する質問
- 初めて受診する場合はどうすればいいですか?
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初診時には以下をご持参ください。
- 健康保険証
- 現在服用中のお薬がわかるもの(お薬手帳など)
- 他院での内分泌関連検査結果(お持ちの場合)
- 紹介状(必要な場合)
診療は予約制ですが、予約無しでも受診可能です。ただし、予約のある方を優先的に診療いたしますので、事前にご予約いただくことをおすすめします。予約無しで受診された場合、一部の検査が当日中に実施できない可能性もございます。
治療後の生活に関する質問
- 治療後の生活で気をつけることはありますか?
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食事の制限は基本的に不要です。甲状腺ホルモンの値によっては、運動制限が必要となる場合があります。また、バセドウ病の場合は、禁煙やストレスを避けることが望ましいです。病気や治療内容によって異なるため、具体的な生活習慣のアドバイスは診察時にご説明します。
その他の質問
- クレジットカードやキャッシュレス決済は使用できますか?
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はい、以下の決済方法がご利用いただけます。
- クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、Amex、Diners、Discover
- キャッシュレス決済:交通系電子マネー、PayPay、d払い、楽天Pay、楽天Edy、iD、WAON、auPAY、メルペイ、nanaco、銀聯カード、J-Coin Pay、Bank Pay、ゆうちょPay、Alipay、Wechatpay
少額決済にもご利用いただけます。また、事前登録をいただくことで帰宅後の事後決済も可能です。
- 駐輪場・駐車場の場所を教えてください。
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当院には専用の駐輪場や駐車場のご用意はございません。自転車でお越しの場合は駅前の有料駐輪場をご利用ください。また、自家用車でお越しの際は近隣の駐車場をご利用ください。なお、ビルの敷地内に駐輪される場合は撤去されることがありますのでご注意ください。