コラム
【バセドウ病の人が夏に注意すべきポイント|脱水・熱中症を防ぐ過ごし方】
【バセドウ病の人が夏に注意すべきポイント|脱水・熱中症を防ぐ過ごし方】
~夏場はバセドウ病の悪化に注意~
バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
夏の暑さ・ストレス・タバコなどが悪化の原因になります。
そのため、これから本格的に暑くなるこの季節は、特に注意が必要です。
甲状腺ホルモンの値が不安定な方は、代謝が活発になっています。
安静にしていても運動している時のように体力が消耗することがあります。
体温が上がり熱中症を起こしやすくなったり、汗をたくさんかいて体の水分が失われたりして、脱水になりやすくなったりします。
●バセドウ病の人が、暑い時期に普段の生活で気をつけたい3つのポイント
①暑い場所に長時間いることは避けて、なるべく涼しい場所で過ごす
②水分をこまめにとり、脱水にならないように注意する
③激しい運動やサウナなど、汗を多くかくような行動は控える
●気になる症状があればご相談を
「過去にバセドウ病の治療をしたことがあり、甲状腺の状態が心配」「最近、首の腫れが気になる」など、当院では甲状腺の病気の診療にも対応しています。
この他にも、バセドウ病の症状や検査・治療に関してもこちらの記事で詳しく紹介しています。(リンク)
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。